2018/11/28

ヤクルトの今浪隆博選手が引退を発表しましたねえ。主な理由が甲状腺機能低下症、橋本病になってしまったとの事。
橋本病?そんな病気があったのか?
橋本病は「慢性甲状腺炎」とも言われていて、甲状腺に細菌が入ったりして炎症をおこしたりするのではなく、自己免疫の異常が原因で起るものらしいです。それも女性が多いそうです。バセドウ氏病と反対な状態のようです。
橋本先生が発見したのでしょうねえ?
1912年に九州大学の橋本策先生が研究論文を発表したところからこの病名になったようですな。
う〜む、でどんな症状なのだろう、痛かったりするのかな?
橋本病は、喉の周りの甲状腺が硬く腫れるので、くびがひと回り大きくなったように見えるらしいです。
で、ヤクルトの今浪選手の場合は甲状腺機能低下症になってしまったと言う事で、この場合は甲状腺ホルモンを補ってあげないといけない訳であります。
主な症状は、むくみ、皮膚の乾燥、寒がりになる、食欲がないのに体重が増える、脈がゆっくり静かになる、無気力になり頭の回転が鈍くなる、月経の異常となんだか、老化していく感じですな、更年期障害とも間違われることもあるそうで。
うつ状態やボケみたいな感じにもなるらしいです。
治療法は不足している甲状腺ホルモン剤を定期的に補充していく事だそうで、一度甲状腺機能低下症になってしまうと、糖尿病と同じように長いおつきあいになるようです。
今浪選手、今までお疲れさまでした。まずは静養してくださいな。