2018/03/16

新潟県の妙高市猪野山の中で、湧き水を飲んだ小学生とその家族が発熱、下痢などの症状を訴え、12人からカンピロバクターが検出される食中毒が発生したそうです。
カンピロバクター? 初めて聞いたぞ! 調べずには居られない。
カンピロバクターとは、牛や馬、豚、ニワトリなどの家畜の腸や生殖器に感染する微生物のこと。この微生物よる感染症が「カンピロバクター症」というらしい。平成27年の統計ではノロウィルスに次いで感染した人が多かったそうで。一番の原因は水源となる、河川が家畜の糞とかで汚染されることで、広がるらしい。未だ、井戸水や川から水を汲んで生活をしている発展途上国ではよくあることのようです。
そして、この菌、乾燥には弱くて室温だとすぐに死んでしまうみたいですが、温度が低くて湿ったところだと長生きするようで、まさに空気の澄んだヒンヤリとした山中や、冷蔵庫の中は天国なんだそうです。
「カンピロバクター」ぱっと聞き何だか、トランスフォーマーとか、〜〜戦隊に出てくる変身ロボットの名前みたいだよね。
今回は山登りをして、湧き水を飲んだことが原因ですが、ごく一般的には鶏肉の刺身や、牛のレバ刺しなんかの生のお肉を食べることで食中毒になるみたいです。他にもペットからや、人から感染することもあるようです。
基本的に食中毒ってのは、大抵、井戸水、湧き水、お刺身などを食べる時には注意しましょうね、という事で。加熱したものであればよろしい訳でありますな。