2018/11/28

「テプレノン」がうつに効くかもしれないというニュースが入って来ました。
岡山理科大と徳島大病院の共同研究グループが発表。熱ショックタンパク質が、うつ病の発症に関係していることがマウスの実験で分ったようで。熱ショックタンパク質=ヒートショックプロテインでHSPと呼ばれます。ストレスを与えてうつ状態のマウスはこのHSPが著しく減少したところに、HSPを増加させる「テプレノン」を投与することで、うつ行動が改善したとのこと。
「テプレノン」って胃の薬として市販されているやつ、セルベール、セルベックス、アンタゴスチン、セルテプノン、デムナロンなんて製品名で、ジェネレックも沢山出ている一般的なお薬です。通常は胃の粘膜を丈夫にするお薬、胃炎や胃潰瘍の治療に用います。
普通人間の身体のメカニズムとしては、精神的、物理的にストレスがかかると体内でHSPを作り出して補完するように出来てます。HSPが増えてくると、免疫力が高まり、運動能力もアップするという訳です。で、うつになってしまっている場合、このHSPが上手く作りだせずに、減少している状態になっちゃう訳ですね。
ではHSPはどうしたら増やせるのか、、、単純に運動すること、ゆっくりお風呂に浸かって入浴することで増加するようで。熱めの40〜42度くらいにゆったり浸かると良いそうです。なーんだ、温泉好きの私にピッタリのHSP増加法ではないか。ま、温泉嫌いという人も珍しいと思うけど。
兎に角、ジョギングや水泳など、身体を動かすこと、また、これまでの健康法に普通にあるものは少なからずHSPの増加促進する訳です。
現在私は「リフレックス」というお薬を処方されていますが、そのうち、私の主治医の先生も「テプレノン」処方してくれる時が来るのかな?
まだ、マウスでの実験発表段階ですが、胃薬としては普通に売っているので、試しに飲んでみるか、、、、。